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飼料用米多収日本一 河野、海地氏に農林水産大臣賞

2018.03.15発行
 農林水産省と(一社)日本飼料用米振興協会は2月23日、平成29年度「飼料用米多収日本一」の受賞者を発表した。
 「飼料用米多収日本一」は、飼料用米生産農家の技術向上を推進するため、生産技術の面から先進的で他の模範となる経営体を表彰するもの。
 「単位収量の部」では単収968キロを実現した北海道美唄市の河野享功氏(作付品種・面積「きたげんき」1万800平方メートル)、「地域の平均単収からの増収の部」では地域の平均単収を330キロ上回った山口県山口市の海地博志氏(作付品種・面積「北陸193号」2万390平方メートル、「みなちから」5000平方メートル)が農林水産大臣賞を受賞した。
 このほかの受賞者は次の各氏。
 〔単位収量の部〕
 ▽政策統括官賞=佐藤通之氏(北海道美唄市、「きたげんき」2万400平方メートル、907キロ)
 ▽全国農業協同組合中央会会長賞=兵藤卓弥氏(山形県酒田市、「べこあおば」2万7380平方メートル、848キロ)
 ▽全国農業協同組合連合会会長賞=高橋豊明氏(北海道美唄市、「きたげんき」1万7800平方b、893キロ)
 ▽(協)日本飼料工業会会長賞=山田和正氏(北海道美唄市、「きたげんき」5万5530平方メートル、840キロ)
 ▽日本農業新聞賞=堀越重助氏(山形県天童市、「べこあおば」1万7450平方メートル、835キロ)
 〔地域の平均単収からの増収の部〕
 ▽政策統括官賞=株口農園(樋口計雄社長―北海道美唄市、「きたげんき」5万4800平方メートル、313キロ)
 ▽全国農業協同組合中央会会長賞=出島博昭氏(秋田県大館市、「秋田63号」1万8150平方メートル、260キロ)
 ▽全国農業協同組合連合会会長賞=(農)ふながわ(由井久也代表―富山県朝日町、「やまだわら」4万2600平方b、297`)
 ▽(協)日本飼料工業会会長賞=門田康正氏(福岡県築上町、「ミズホチカラ」2万4900平方b、286`)
 ▽日本農業新聞賞=長沼靖夫氏(山口県山口市、「北陸193号」8720平方b、261`)

飼料用米活用畜産物 大臣賞に平田牧場、政策統括官賞に鈴木養鶏場

 (一社)日本養豚協会は2月23日、飼料用米を活用した畜産物のブランド化などに取り組む畜産事業者を表彰する第1回「飼料用米活用畜産物ブランド日本一」コンテストの受賞者を発表した。
 農林水産大臣賞は、飼料用米を活用した畜産物ブランド化の先駆者として日本最大規模を誇り、ブランド豚『日本の米育ち 平田牧場 金華豚・三元豚』を生産・販売する兜ス田牧場(山形県酒田市)が受賞。
 政策統括官賞は、国産飼料用米の活用やアニマルウェルフェア対応の成鶏舎、多彩な商品アイテムの開発などによる高付加価値化を推進し、ブランド卵『豊の米卵』を生産・販売する距髢リ養鶏場(大分県日出町)が受賞した。
 このほかの受賞者は次の通り。
 ▽全国農業協同組合中央会会長賞=泣Lロサ肉畜生産センター(岩手県岩手町、『玄米育ち岩手めんこい黒牛』)
 ▽(公社)中央畜産会会長賞=椛蝸「畜産(三重県津市、『伊勢美稲豚』)
 表彰式は、3月9日に東京大学弥生講堂で「飼料用米普及のためのシンポジウム2018」と合同で開く。



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