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成鶏めすは1.1%増の1億3610万羽 平成29年2月1日現在の畜産統計 2017.07.15発行 農林水産省は7月4日、平成29年2月1日現在の畜産統計を公表した。 採卵鶏(種鶏のみを除く、1000羽以上のひな・成鶏飼養)の飼養戸数は、飼料価格の高止まりや後継者不足による廃業などで、前年比90戸(3.7%)減の2350戸となった。 飼養羽数は同301万7000羽(1.7%)増の1億7636万6000羽であった。このうち、ひな(6か月齢未満)の飼養羽数は同148万5000羽(3.8%)増の4026万5000羽、成鶏めす(6か月齢以上)の飼養戸数は同100戸(4.5%)減の2110戸、飼養羽数は同153万2000羽(1.1%)増の1億3610万1000羽で、1戸当たりの成鶏めす飼養羽数は同2700羽(2.7%)増の5万7990羽となった。 ひな・種鶏に加え、学校・試験場などの非営利的な飼養者を除く成鶏めす飼養戸数は前年比100戸(4.5%)減の2110戸、飼養羽数は同146万羽(1.1%)増の1億3597万9000羽。 地域別では、飼養戸数は東北で増加、沖縄が前年並みで、その他の地域で減少した。飼養羽数は北海道、東北、関東・東山、中国、九州、沖縄で増加し、北陸、東海、近畿、四国で減少した。 都道府県別では、飼養戸数は青森県、岩手県、栃木県、大阪府、徳島県で増加。飼養羽数は23道府県で増加し、伸び率が大きかったのは栃木県(35.6%増)、福島県(21.9%増)、秋田県(20.9%増)、島根県(13.0%増)、富山県(11.2%増)など。 規模別では、飼養戸数はすべての階層で減少した。飼養羽数は5000〜9999羽と1万〜4万9999羽の階層で減少したが、それ以外の階層では増加した。10万羽以上の階層は、飼養戸数は全体の16.1%(28年15.7%)に当たる340戸だが、飼養羽数は1億104万8000羽で全体の74.3%(同73.9%)を占めている。
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