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平成28年の鶏卵生産量は1.6%増の256万トン 2017.03.25発行 農林水産省は3月13日、平成28年の鶏卵生産量が前年比1.6%増の256万2243トンになったと発表した。県別では生産量の1位茨城県、2位千葉県、3位鹿児島県の順位は変わらず、上位10県で51.9%のシェアを占めている。 3月13日に公表した平成28年の鶏卵流通統計調査結果によると、月別の生産量は7月と10月で前年を下回ったが、それ以外の月は前年を上回った。 地域別の生産量は、北海道10万4318トン(3.1%減)、東北36万9345トン(1.9%増)、北陸15万3616トン(6.8%増)、関東・東山58万8422トン(1.0%減)、東海32万4327トン(1.1%増)、近畿16万4986トン(16.2%増)、中国32万187トン(3.1%増)、四国13万2549トン(3.4%増)、九州38万4853トン(1.7%減)、沖縄1万9640d(1.1%減)で、東北、北陸、東海、近畿、中国、四国で前年を上回った。 鶏卵生産量の先行指標となるひなえ付け羽数(全国推計値)は27年が1.5%増、28年が3.1%増の一方で、28年の成鶏用配合飼料の生産量は1.1%増、出荷量は1.0%増であった。鶏の性能向上などで飼料要求率が改善されていることを加味すると、28年の鶏卵生産量の1.6%増は、配合飼料の生産量、出荷量の動きに近い。 県別の生産量は、@茨城県20万3205トン(0.5%増)A千葉県17万651トン(2.0%減)B鹿児島県16万6975トン(0.4%減)C広島県13万1766トン(前年並み)D岡山県13万1667トン(5.6%増)E兵庫県11万5510トン(29.3%増)F北海道10万4318トン(3.1%減)G青森県10万2231トン(1.8%増)H愛知県10万1441トン(2.4%減)I新潟県10万952トン(4.8%増)J香川県8万4014トン(9.4%増)K三重県8万2204トン(0.7%減)L岩手県8万2033トン(3.2%増)M群馬県7万9532トン(0.7%増)N宮城県7万8487トン(1.0%減)――の順で多く、19県で前年を上回った。 生産量1位の茨城県は全体の7.9%、2位の千葉県は6.7%、3位の鹿児島県は6.5%のシェアを占めており、上位5県のシェアは31.4%(前年31.8%)、上位10県では51.9%(同51.5%)、上位15県では67.7%(同67.3%)となった。 なお、27年の統計から鶏卵出荷量と鶏卵入荷量の調査が廃止された。
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