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採卵用めすは3.1%増加、ブロイラー用は1.4%増 平成28年のひなえ付け

2017.02.15発行
 平成28年のひなえ付け羽数は、採卵用めすは前年比3.1%増の1億694万1000羽、ブロイラー用ひなは1.4%増の7億2173万2000羽となった。(一社)日本種鶏孵卵協会の全国推計に基づくもので、採卵用ひなは3年連続、ブロイラー用ひなは5年連増の増加になる。

 日本種鶏孵卵協会は1月31日、平成28年12月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(速報値、レイヤー30場、ブロイラー69場が回答)を公表した。
 採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ1.6%増の868万1000羽、ブロイラー用ひなは0.2%減の6202万羽。これを基に試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は1.6%増の921万3000羽、ブロイラー用ひなは0.2%減の6438万3000羽。
 地域別(報告羽数ベース)では、採卵用めすは北海道、東北、東海、中国、四国、九州、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、北陸、四国、沖縄で増加。
 この結果、平成28年の全国推定出荷羽数は、採卵用めすは前年に比べ3.1%増の1億694万1000羽、ブロイラー用ひなは1.4%増の7億2173万2000羽となった。
 地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道12.3%増、東北9.2%増、北陸13.6%減、関東・東山6.0%増、東海4.0%減、近畿21.3%減、中国3.1%増、四国4.1%増、九州4.4%増、沖縄6.9%増。ブロイラー用ひなは北海道4.2%減、東北3.0%増、北陸13.9%増、関東・東山0.4%減、東海2.8%減、近畿5.1%増、中国0.3%減、四国前年並み、九州1.6%増、沖縄0.9%減となった。
     ◇
 12月の種鶏の出荷羽数は、採卵用は35.3%減の8万8000羽(うち種鶏めすは35.8%減の7万9000羽)、ブロイラー用は2.3%減の55万2000羽(うち種鶏めすは1.4%減の48万6000羽)。
 この結果、平成28年の種鶏の出荷羽数は、前年に比べ採卵用は4.6%増の118万8000羽(うち種鶏めすは3.5%増の106万1000羽)、ブロイラー用は1.5%減の547万7000羽(うち種鶏めすは1.8%減の482万9000羽)となった。



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