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シンガポールへの卵のおみやげ 10月1日から可能に
2016.10.15発行
農林水産省は10月1日付で、日本産の生鮮殻付鶏卵をシンガポールへ、個人消費用のおみやげ品として航空便などで持ち出すことを許可した。 シンガポール政府当局(農食品・畜産庁)との協議で合意したもの。30個以内の日本産鶏卵を、個人消費用に空港の売店などで購入した場合、簡易証明書が添付されていれば、動物検疫所での検疫手続きを省いてシンガポールに持っていける。 また、国内で市販されているパック卵なども、日本産であることが表示などで確認でき、空港などの動物検疫所で簡易証明書の交付を受けることができれば、携帯品として持っていけるようになった(市販されている卵を持ち込む場合、動物検疫所の証明書交付が出発時間に間に合わないとみられるような場合は、事前にその旨を届けて早めに証明書を受け取る必要がある。また、シンガポールへの直行便でない場合は、経由地で没収される可能性があるため注意が必要)。 シンガポールへは、牛肉や豚肉のおみやげ品についても簡易証明書が使えるため、国産卵と国産牛肉の「すき焼きセット」などのおみやげ商品が、同国からの観光客らに販売できることになる。 鶏肉と鶏肉加工品、卵加工品については現在、シンガポールと検疫協議中のため、まだ輸出できない。
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