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夏季休暇期間中の防疫対策の徹底を通知 農水省・動物衛生課
2016.07.15発行
農林水産省消費・安全局動物衛生課は7月4日、わが国の近隣諸国で今年に入っても口蹄疫や鳥インフルエンザ、豚コレラなどの発生が確認されていることや、観光立国の実現に向けて政府が一体となって取り組み、訪日外国人も増加(1〜5月で前年比29.1%増の約973万人)している中で、夏季休暇期間中は人や物の動きが一層激しくなり、病原体の侵入リスクが高まると考えられるため、各都道府県へ「夏季期間中における口蹄疫等の防疫対策の徹底」を通知するとともに「動物検疫の強化」への協力を求めた。 「夏季期間中における口蹄疫等の防疫対策の徹底」では、畜産関係者は家畜の伝染性疾病が発生している地域への渡航自粛や、渡航する場合は、動物との接触や畜産関連施設へ立ち入らず、肉製品なども日本に持ち帰らないこと。 帰国後は1週間、衛生管理区域に立ち入らず、やむを得ず立ち入る場合でも、洗髪・入浴、更衣など適切な処置を講じた上で立ち入るようにすること。海外で使用した衣服や靴を衛生管理区域に持ち込まないこと――などの指導を求めた。 また、衛生管理区域への病原体の持ち込み防止の再徹底(家畜所有者は衛生管理区域に必要のない人を立ち入らせず、立ち入る場合でも洗浄・消毒などによる病原体の持ち込み防止措置の徹底)や、異常があった場合の早期通報、畜産関連施設における家畜の伝染性疾病の感染拡大防止対策の徹底――などの指導を要請した。
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