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熊本地震 畜産物、畜舎・機器など被害 鶏の死亡やとう汰は54万羽

2016.05.15発行
 熊本県は、4月14日から5月1日午後3時現在までに判明した平成28年熊本地震の農林水産関係の被害推計をまとめた。
 内訳は、農作物関係が10億8121万円、農業施設が275億5714万円、農地・農業用施設・海岸堤防などが480億9180万円で、林業や水産業関係を含めた全体では約1022億円。
 農作物関係のうち、畜産物(家畜)の損害額は、乳用牛150頭、肉用牛600頭、豚550頭、鶏54万羽、馬10頭の死亡や廃用処分、生乳の廃棄により9億7645万円と推定している。
 農業施設のうち、畜舎(牛、豚、鶏)の損壊・倒壊、飼料タンクの破損・倒壊などを含む「畜舎・農舎と作業機械の損傷」は、熊本市や宇城、上益城、阿蘇、菊池、鹿本地域で1140か所、127億5587万円。
 熊本では、約30万羽の採卵鶏農場の大半の鶏舎が倒壊し、休業を余儀なくされているところがあるほか、熊本、大分両県の採卵鶏農場やブロイラー農場で鶏舎や内部設備機器などが損傷。道路網の寸断や従業員の被災、販売先の休業などで、鶏卵や鶏肉、飼料などの流通にも影響が出ている。

熊本地震への支援、養鶏産業からも続々

 被災地には、養鶏関連企業や団体からも多くの義援金や支援物質が寄せられている。
 キユーピー梶i本社・東京)とコープ食品梶i同)は4月20日、両社で合計2000万円を熊本県に寄付したほか、介護食5040食、ベビーフード1万960食を被災地に提供した。
 製薬大手のバイエルグループは4月25日、緊急資金援助として1000万円を日本赤十字社に寄付すると発表した。
 知多養鶏農業協同組合(齋藤利明組合長)は「がまだすばい(がんばれ)!熊本」との励ましの言葉を添えた組合特製のレトルトチキンカレー1500食を、4月29日に熊本県益城町の避難所に届けた。齋藤組合長は「愛知県で鳥インフルエンザが発生した際、全国から多くの励ましの言葉をいただいたため、一つでも恩返しを」との思いで決定したとのことだ。



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