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4〜6月期配飼価格 全農はトン3700円値下げ 穀物価格の下落、円高などで 2016.03.25発行 JA全農は3月18日、4〜6月期の配合飼料価格(全国全畜種総平均)をトン当たり約3700円値下げすると発表した(値下げ幅は地域別、畜種別、銘柄別に異なる)。商系も値下げする。 全国全畜種総平均の配合飼料価格が最も高かったのは平成26年1〜3月期のトン当たり6万5400円(11社・団体の加重平均)。26年4月から配合飼料価格安定制度が見直されたことに伴い、全国全畜種総平均の価格の公表もなくなった。 26年4月以降の配合飼料価格の改定額を全農の発表価格でみると、 26年4〜6月期 1300円の値上げ 26年7〜9月期 800円の値上げ 26年10〜12月期 2650円の値下げ(補てん800円) 27年1〜3月期 2550円の値上げ(補てん800円) 27年4〜6月期 750円の値下げ 27年7〜9月期 1800円の値下げ 27年10〜12月期 据え置き 28年1〜3月期 700円の値下げ 28年4〜6月期 3700円の値下げ ――で、トータルでは4950円の値下がり(補てん分を除く)となる。 全農が発表した飼料情勢では、@トウモロコシのシカゴ定期は現在3ドル60セント/ブッシェル前後で推移し、今後は作付状況や作付時の天候に左右されるA大豆かすのシカゴ定期もトン290ドル台で推移し、国内の大豆かす価格の値下がりが見込まれるB海上運賃も燃料価格の下落などでトン25ドル前後で推移し、今後も現行水準での推移が見込まれるC為替も1ドル=113円前後の展開が見込まれる――としている。
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