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採卵用めすは1.5%増加、ブロイラー用は2.5% 平成27年のひなえ付け 2016.02.15発行 (一社)日本種鶏孵卵協会がまとめた平成27年のひなえ付け羽数は、採卵用が1.5%増の1億375万3000羽で2年連続、ブロイラー用は2.5%増の7億1157万3000羽で4年連続の増加となった。 日本種鶏孵卵協会は1月29日、平成27年12月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(速報値、レイヤー31場、ブロイラー69場が回答)を公表した。 採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ3.0%増の854万7000羽、ブロイラー用ひなは3.7%増の6215万7000羽。これを基に試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は3.0%増の907万羽、ブロイラー用ひなは3.7%増の6452万5000羽。 地域別(報告羽数ベース)では、採卵用めすは東北、北陸、関東・東山、近畿、中国、九州で増加。ブロイラー用ひなは北海道を除く地域で増加。 この結果、平成27年の全国推定出荷羽数は、採卵用めすは前年に比べ1.5%増の1億375万3000羽、ブロイラー用ひなは2.5%増の7億1157万3000羽となった。 地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道21.9%減、東北6.9%増、北陸19.2%増、関東・東山1.1%増、東海1.2%減、近畿23.6%減、中国9.8%増、四国2.9%増、九州2.4%減、沖縄7.0%減。ブロイラー用ひなは北海道6.6%増、東北0.6%増、北陸4.3%増、関東・東山1.4%増、東海10.1%増、近畿1.8%増、中国5.7%増、四国3.7%増、九州2.1%増、沖縄8.0%増で、すべての地域で増加した。 ◇ 12月の種鶏の出荷羽数は、採卵用は21.4%増の13万6000羽(うち種鶏めすは21.8%増の12万3000羽)、ブロイラー用は9.5%増の56万5000羽(うち種鶏めすは8.6%増の48万3000羽)。 この結果、平成27年の種鶏の出荷羽数は、前年に比べ採卵用は0.6%増の113万6000羽(うち種鶏めすは0.4%増の102万5000羽)、ブロイラー用は0.9%増の556万2000羽(うち種鶏めすは1.9%増の492万羽)となった。
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