|
ホーム | トップ記事 | ニュース | 新製品 | 特集 | 統計 | リンク | 鶏卵相場(全農) | おくやみ | イベント情報 |
|
平成26年の農業産出額 養鶏は8.8%増の8530億円 鶏卵5109億円、食鶏3421億円 2016.01.05発行 農林水産省が去る12月22日に公表した平成26年の農業総産出額は、畜産部門の産出額が増加したものの、米の産出額が減少し、前年を1.2%下回る8兆3639億円となった。畜産は農業総産出額の35.2%を占める2兆9448億円で、各畜種とも販売価格の上昇で増加した。 26年の養鶏産出額は前年比8.8%増の8530億円で、農業総産出額に占める構成比は10.2%となった。 このうち鶏卵の産出額は、鶏卵価格が上昇(東京・JA全農たまごM加重で、26年は前年比28円高の222円)したため、前年比10.2%増の5109億円(構成比6.0%)。 食鶏(ブロイラーと採卵鶏の親めす)の産出額も、ブロイラーの日経・東京の26年もも肉、むね肉合計が前年比90円高の920円となり、親めす価格も上昇したため、前年比6.8%増の3421億円(構成比4.0%)となった。 肉用牛の産出額は、価格が上昇したため、前年比14.5%増の5940億円(構成比7.1%)。 乳用牛の産出額も、価格の上昇などで、前年比3.5%増の8051億円(構成比9.6%)。 豚の産出額は、PED(豚流行性下痢)で生産頭数は伸び悩んだものの、価格が上昇したため、前年比10.2%増の6331億円(構成比7.6%)。 鶏卵は茨城、ブロイラーは宮崎県が1位 県別の産出額 平成26年の都道府県別産出額の1位は北海道の1兆1110億円、2位は茨城県の4292億円、3位は鹿児島県の4263億円、4位は千葉県の4151億円の順。 農畜産物別産出額の1位は米、2位は生乳、3位は豚、4位は肉用牛、5位は鶏卵、6位はブロイラー、7位はトマト、8位はいちご、9位はりんご、10位はきゅうり。 鶏卵の産出額の1位は茨城県の411億円(鶏卵全体に占める構成比8.0%)、2位は千葉県の368億円(同7.2%)、3位は鹿児島県の281億円(同5.5%)、4位は広島県の270億円(同5.3%)、5位は岡山県の244億円(同4.8%)。 ブロイラーの1位は宮崎県の661億円(ブロイラー全体に占める構成比20.3%)、2位は鹿児島県の580億円(同17.8%)、3位は岩手県の515億円(同15.8%)、4位は青森県の201億円(同6.2%)、5位は北海道の145億円(同4.4%)。
|