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2020年の輸出目標 鶏卵26億円・約1万トン、鶏肉35億円・約1万4000トン
2015.12.05発行
農林水産省は、攻めの農業の象徴として、農林水産物・食品の輸出額を2020年には1兆円とする目標を掲げ、牛肉については、すでに輸出戦略実行委員会で2014年の輸出額82億円、輸出量1251トンを2020年には250億円、4000トン相当とする目標を策定していたが、10月20日の同委員会では豚肉、鶏肉、鶏卵、牛乳・乳製品の輸出戦略を承認した。 鶏卵については現在の香港、シンガポール、台湾のほか、すき焼き用和牛とのコンビネーションによる有望市場としてマカオ、中国、フィリピン、韓国、ロシア、米国などもターゲットとし、2014年の輸出額約4億円、輸出量1527トンを、2020年には26億円、1万トン相当にする目標を掲げている。 鶏肉については、現在は香港、ベトナム、カンボジアなどへのモミジが中心だが、焼き鳥や鶏すきなど日本の食文化と、日本産チキンのおいしさ、安全性も一体的にPRし、中国、インド、イスラム圏諸国へも市場を広げ、2014年の輸出額17億円、輸出量1万823トンを、2020年には35億円、1万4000トン相当にすることを目標にしている。 このほか、豚肉は2014年の輸出量429トン、輸出額5億1000万円を、2020年は1000トン、12億円へ。牛乳・乳製品は2014年の輸出額68億円を、2020年は140億円に拡大する目標となっている。
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