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平成26年度の食鳥検査 ブロイラーの処理羽数0.6％増 2015．08．15発行 厚生労働省医薬食品局食品安全部は7月17日、「平成26年度のと畜・食鳥検査等に関する実態調査」をまとめた。 26年度の食鳥検査による食鳥処理羽数は、7億6862万3144羽で前年度比0.7％増となった。このうちブロイラーは全体の88.1％（前年度88.2％）を占める6億7697万9447羽で同0.6％の微増、成鶏は全体の11.7％（同11.6％）を占める8969万1991羽で同1.4％増、アヒル、七面鳥など「その他」は全体の0.3％（同0.2％）を占める195万1706羽で同5.6％増となった。 大規模食鳥処理場と認定小規模食鳥処理場（年間30万羽以下の処理施設）での処理羽数割合をみると、大規模処理場での処理は、ブロイラーは全体の98.5％（前年度98.4％）を占める6億6661万8921羽、成鶏は86.6％（同85.7％）を占める7768万4288羽、その他は20.7％（同19.1％）を占める40万3622羽であった。 食鳥処理場数は、大規模処理場が前年度比8場減の149場（ブロイラー98場、成鶏28場、ブロイラーと成鶏17場、成鶏とその他2場、その他1場、休止・処理実績なし3場）、認定小規模処理場が同103場減の1982場（ブロイラー820場、成鶏325場、その他72場、ブロイラーと成鶏112場、ブロイラーとその他11場、成鶏とその他13場、ブロイラーと成鶏・その他7場、休止中・処理実績なし622場）であった。 食鳥検査料は、最低3円、最高6円で、全体平均では、ブロイラーは平日4.25円（前年度4.26円）、時間外4.31円（同4.32円）、土曜日4.32円（同4.33円）、日曜日4.32円（同4.33円）、祝祭日4.33円（同4.34円）、年末年始4.32円（同4.34円）。成鶏は平日4.25円（前年度4.25円）、時間外4.31円（同4.32円）、土曜日4.32円（同4.33円）、日曜日4.33円（同4.34円）、祝祭日4.33円（同4.34円）、年末年始4.32円（同4.34円）などであった。 27年4月1日現在の食鳥処理場でのＨＡＣＣＰ導入状況は、大規模食鳥処理場ではブロイラーの115施設のうち、導入済みが全体の30.4％の35施設、導入途中が同16.5％の19施設。成鶏の45施設のうち、導入済みが同4.3％の2施設、導入途中が同23.9％の11施設。 認定小規模食鳥処理場での導入実績はないが、成鶏の1施設が導入途中となっている。
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