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平成27年度有害微生物サーベイランス計画 カンピロ、サルモネラなど
2015.03.15発行
農林水産省は3月4日、「平成27年度食品の安全性に関する有害化学物質および有害微生物のサーベランス・モニタリング年次計画」を作成した。 本紙関係のうち、有害微生物のカンピロバクターについては、鶏肉では肉用鶏農場への侵入経路と、食鳥処理施設での交差汚染の影響を把握するほか、牛肉・豚肉では国内の生産・加工・流通段階における汚染低減対策の必要性の検討と、豚の感染時期や感染経路を特定するためにサーベイランスを実施する。 サルモネラについては、@鶏卵では採卵鶏群のサルモネラ保有状況と鶏卵の汚染状況の関係を把握するA鶏肉では肉用鶏農場への侵入経路と、食鳥処理施設での交差汚染の影響を把握する――ためにサーベイランスを実施する。 リステリア・モノサイトジェネスについては、鶏肉では食鳥処理施設での交差汚染の影響と、全国に流通している国産食肉の汚染実態を把握するためにサーベイランスを実施する。 有害化学物質のカドミウムと鉛、総水銀(対象は配合飼料、動物性飼料、乾牧草など)、アフラトキシン(対象は配合飼料、トウモロコシ、その他の飼料原料)、ゼアラレノンとデオキシニバレノール(対象は配合飼料、主要穀類など)については、飼料の残留基準値への適合を確認するためにモニタリングを実施する。
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