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平成27年の種鶏導入 レイヤー、ブロイラーとも増加

2015.03.05発行
 (一社)日本種鶏孵卵協会(山本満祥会長)は2月19日、レイヤーとブロイラーの種鶏導入と素ひな計画生産検討会を開き、平成27年の種鶏導入とひなえ付け動向などを検討した。同会では、ひなえ付け羽数を前年並みとしたひな需給表を公表したが、レイヤーは不足月が多い。ブロイラーは余剰月の方が多いが、え付け羽数が前年を1%上回るとほぼ均衡する。

ひな需給 レイヤーは不足月多い

 27年1月時点のレイヤー種鶏の導入計画(24場から集計)は、27年1〜12月では106万3960羽と、26年実績の98万3865羽に比べ8.1%の増加となる。
 地域別では、東日本が15.6%増、中部が10.8%減、中四国・九州が7.9%増。
 これを基に27年の全国の種鶏導入羽数を推計すると、121万4000羽で前年比8.4%増。
 27年度(27年4月〜28年3月)では、調査羽数は103万5060羽で前年度比3.2%増、全国推計は118万羽で同4.2%増となる。
 年度の伸び率が低くなるのは、27年1〜3月の導入羽数が前年比で大きく増加するのに対し、28年1〜3月は前年比で大きく減少する見込みのため。
 卵殻色別の種鶏導入羽数割合は、27年1〜12月では、白色卵系63.3%(26年60.1%)、褐色卵系27.8%(同29.9%)、ピンク卵系8.9%(同10.0%)。27年度では、白色卵系63.6%(26年60.7%)、褐色卵系27.9%(同29.0%)、ピンク卵系8.5%(同10.3%)で、白色卵系が増加し、褐色卵系とピンク卵系が減少している。
 種鶏の育成率97%、供用期間308日(44週)、種鶏1羽当たり素ひな生産羽数100.34羽、同年間平均生産羽数118.9羽として推計した素ひなのふ化羽数は、27年1〜12月では1億462万羽、うち出荷羽数見込み9730万羽(前年比2.5%減)、27年度では素ひなのふ化羽数1億687万羽、うち出荷羽数見込み9939万羽(同1.0%増)となる。
 ひなえ付け羽数を前年並みとすると、不足する月が多くなっている。

ひな需給 ブロイラーは不足月少ない

 27年1月時点のブロイラー種鶏の導入計画(51場から集計)は、27年1〜12月では479万3551羽と、26年実績の467万4470羽に比べ2.5%の増加となる。
 地域別では、東日本が4.1%増、中四国が5.6%増、九州が0.9%増。
 これを基に27年の全国の種鶏導入羽数を推計すると、506万8000羽で前年比2.6%増。
 27年度(27年4月〜28年3月)では、調査羽数は457万8185羽で前年度比3.4%減、全国推計は484万羽で同3.4%減となる。
 年度の減少率が高いのは、28年1〜3月の導入が前年比で大きく減少する見込みとなっているためとみられる。
 羽色別の種鶏導入羽数割合は、27年1〜12月では、白色羽系97.3%(26年97.1%)、有色羽系1.5%(同1.7%)、地鶏系1.2%(同1.2%)。27年度では、白色羽系97.4%(26年度97.1%)、有色羽系1.3%(同1.7%)、地鶏系1.3%(同1.2%)で、構成比はほぼ変わっていない。
 種卵採取開始日齢180日、採取期間270日(27週齢〜64週齢)、種鶏1羽当たり141.7羽の生産指標を基に推計した素ひなの生産見込み羽数は、27年1〜12月では7億257万7000羽(前年比0.1%減)、27年度では7億222万8000羽(同0.3%減)となる。
 ひなえ付け羽数を前年並みとすると、27年、27年度とも、ひな不足の月は少ないが、今冬のAIで宮崎と山口の肉用種鶏3万6640羽が殺処分されたことや、国産鶏肉の需要増に伴う増産の動向などによっては、ひな需給に影響が出てくる可能性もある。



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