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コハクチョウ糞からAIウイルス(H5N8亜型) 養鶏場は異常なし 島根・安来市 2014.11.25発行 環境省は11月13日夜、島根県安来市で11月3日に回収された野鳥のコハクチョウの糞便から、高病原性鳥インフルエンザ(AI)ウイルス(H5N8亜型)が検出されたと発表した。農林水産省は今秋初めて野鳥で確認された事例だとして、各県や団体に対し、養鶏農場などへのウイルス侵入を警戒し、飼養衛生管理基準の順守と異常鶏の早期発見・通報などの徹底を指導するよう求めた。 コハクチョウの糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたのは、京都産業大学が独自に行なっていた渡り鳥糞便調査(11月3日採取)によるもので、糞便2検体からH5N8亜型のAIウイルスが検出されたため、同大学が環境省に報告。環境省は、糞便採取地点の周辺10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を一層強化した。 島根県と、隣接する鳥取県は、採取地点近くの養鶏業者などに電話などで、鶏の異常がないかを確認したが、いずれも異常はなかった。 13日に東京都江東区で回収されたホシハジロからもA型インフルエンザの陽性反応が出ている。 農林水産省は、今年1月から現在まで周辺国で発生が続き、4月に熊本県の肉用鶏農場で発生したAIと同じ型のウイルスが今秋初めて野鳥で確認されたことから、各県や養鶏関係団体に対し「これまで以上に家きん飼養農場へのウイルス侵入を警戒する必要がある」として、家きん飼養者に対する注意喚起、飼養衛生管理基準の順守、異常家きんの早期発見・通報など、指導の徹底を求めた。 英国からの生きた家きんの輸入停止 農林水産省は11月17日、英国でAIが発生したため、同国からの生きた家きんの輸入を停止した。
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