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鶏肉などのヒスチジン 不安行動改善の可能性 東北大学と味の素が共同研究

2014.11.05発行
 鶏肉やカツオなどに豊富なヒスチジンを、食事から十分に摂取することで、不安行動の改善につながる可能性があることが、東北大学と味の素(株)の共同研究で初めて分かった。研究成果は米国栄養学会が9月20日に発行した「ジャーナル・オブ・ニュートリション」誌に掲載された。
 ヒスチジンは必須アミノ酸の1つで、体内でヒスタミンに変わる。ヒスタミンはこれまで、アレルギーや胃潰瘍を引き起こす“悪玉物質”と考えられていたが、近年は覚醒作用や不安を和らげる作用が見つかり、“善玉物質”と考えられ始めているとのこと。
 東北大学大学院医学系研究科の吉川雄朗助教と、谷内一彦教授らの研究グループは、ヒスチジンの含有量を通常の25%に減らした「低ヒスチジン食」をマウスに与え、脳内のヒスタミンの量やマウスの行動などを、通常のエサを食べたマウスと比較した。
 研究結果によると、低ヒスチジン食を摂取したマウスは、脳内のヒスタミン量が減少し、神経から放出されるヒスタミンの量も少なかった。抗不安薬の効果測定などで使われる明暗箱試験やオープンフィールドテストでも、通常食のマウスより不安を示す行動が増えた。
 研究グループは「今後、ヒトにおけるヒスチジン摂取の重要性が明らかとなれば、新たな創薬やサプリメント開発につながると期待される」としている。



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