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平成25年度食料自給率 3年連続で鶏卵95%、鶏肉66%

2014.08.15発行
 農林水産省は8月5日、平成25年度のカロリーベースでの食料自給率が前年度と同率の39%になったと発表した。40%を下回ったのは4年連続。鶏卵と鶏肉の自給率は前年度と同率で、鶏卵95%、鶏肉66%となった。

 平成25年度のカロリーベースの食料自給率が前年度と同率の39%となった要因としては、(1)消費税引き上げ前の駆け込み需要などにより、国産主食用米の需要量が微増(2)小麦の国内生産シェア約7割を占める北海道の単収は平年並みであったものの、作柄が良かった前年度に比べて低下したため、国内生産量が減少(3)天候不順による登熟期の育成不良などにより大豆の単収が低下し、国内生産量が減少――などが挙げられる。
 生産額ベースでの自給率は65%で、前年度から2ポイント減少した。主な要因は、(1)各品目を通じて円安の影響などによる輸入単価の上昇(2)野菜の国内生産額は横ばいであったものの、輸入野菜の大部分を占める中国産たまねぎの不作などで輸入単価が上昇し、輸入額が増加(3)りんごが春先の低温などにより開花が遅れて小玉傾向となり、国内生産量が減少したことなどから、国内生産額が減少――など。
 国民1人・1日当たりの総供給熱量は、前年度比0.3%(6.4キロカロリー)減の2424.1キロカロリー、供給たん白質は1.5%(1.2グラム)減の78.6グラム、脂質は0.4%(0.3グラム)減の77.0グラムで、PFCバランスはP13.0%、F28.6%、C58.4%となった。
 畜産物の自給率は、鶏卵は前年度と同率の95%、肉類全体は同率の55%。うち牛肉は1ポイント減の41%、豚肉は1ポイント増の54%、鶏肉は同率の66%。牛乳・乳製品は1ポイント減の64%であった。
 飼料自給率を考慮した自給率は鶏卵11%、鶏肉8%、牛肉11%、豚肉7%、牛乳・乳製品27%であった。
 25年度の鶏卵の国内生産量は252万2000トン(前年度比0.8%増)、輸入量は12万4000トン(同0.8%増)、輸出量は1000トン(前年度1000トン)で、国内消費仕向け量は264万5000トン(同0.8%増)。
 鶏肉の国内生産量は145万9000トン(同0.1%増)、輸入量は71万7000トン(同2.6%減)、輸出量は9000トン(同28.6%増)で、国内消費仕向け量は219万5000トン(同0.4%減)。
 国民1人・1年当たりの供給純食料は、鶏卵は前年度に比べ0.1キログラム増の16.8キログラム、鶏肉は前年度と同じ12.0キログラム、牛肉は0.1キログラム増の6.0キログラム、豚肉は前年度と同じ11.8キログラムであった。
 飼料自給率は前年度と同率の26%。需要量は1.5%減、粗飼料の国内供給量は2.5%減、濃厚飼料の純国産原料は3.4%増加した。



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