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西友がから揚げ販売を強化 コンビニなどに対抗
2014.04.15発行
米ウォルマート傘下の(合)西友(本社・東京)は、(一社)日本唐揚協会とコラボした『中津からあげ(醤油味、塩味)』を、4月4日から全国の西友369店舗で販売している。 製造は西友100%子会社の総菜メーカー、(株)若菜(本社・埼玉県川越市)が行なう。同協会の指導の下、国産むね肉を国内工場6か所で下ごしらえし、店舗で揚げる直前に衣をつける。100グラム当たり税抜き単価は185円で、サイズは大(400円前後)、中(300円前後)、小(185円前後)の3種類。 既存のから揚げ(100グラム125円)も販売を継続し、5月下旬には『中津とりもも唐揚』、夏以降はさらに味を変えた商品を随時発売して、から揚げのカテゴリーで前年比1・5倍の売上高を目指している。 2012年の総菜(中食)市場は05年比約12%増の8.5兆円に拡大している(総菜白書)。若菜では、近年のコンビニエンスストアのチキンメニューの人気や、「低価格より高付加価値の商品のニーズが高まっている」とのトレンド調査結果などを基に、商品開発にはコンビニ業界の人材を登用し、コンビニで売れている直巻きおにぎり『とり五目』『鶏そぼろと焦がしネギ』(税抜き93円、鶏肉は国産)なども発売するなど、同業界を強く意識した商品展開を進めている。
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