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鶏舎排気活用「プレートドライヤー」 乾糞ペレット等次世代鶏糞処理 ハイテムが新発売

2013.10.25発行
 (株)ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2−10)は、2002年から鶏舎排気を活用し、鶏糞水分を1〜2日間で15%にする新しい鶏糞乾燥システムの「ハイテムセコノブ」を販売しているが、今年7月にオランダの環境機器メーカー、ドルセット社と提携し、新たに「ハイテムプレートドライヤー」を発売すると発表した。
 ハイテムプレートドライヤーは、ハイテムセコノブと同じく鶏舎排気に含まれるトリが発する廃熱(10万羽鶏舎であれば約60万キロカロリー)を利用するもの。同社によると、鶏糞水分を15%にする点では同じであるが、乾燥部を多段式(標準は4段)にし、配置スペースが3分の1になる点に特色があり、ハイテムセコノブでは設置が難しかった鶏舎間、鶏舎排気部への設置が可能になるとしている。
 すでにオランダに加え、トルコでもオランダの技術で発酵鶏糞からアンモニア大気汚染のないペレット鶏糞への移行が進んでいるとのこと。今後、プレートドライヤーにより水分15%の鶏糞が得やすくなると、日本、中国、東南アジアでも、エコな鶏糞処理と乾糞ペレットの肥料活用への道が広がる可能性があり、同社では岐阜大学との産学共同で乾糞ペレットと発酵鶏糞の肥効比較試験に取り組んでいる。さらに、水分15%の鶏糞は石炭の約半分に相当する高い熱量があるため、同社が進めている鶏糞発電の研究開発も継続していくとしている。
 ハイテムプレートドライヤーの第1号は関東地区に10万羽用2セットが来春導入されるが、駆動モーター、制御関係は第1号から日本仕様とし、本体部分も将来的には同社天津工場での製造を予定し、日本、アジアでの需要に安定的に応えたいとしている。
 【ドルセット社が開発した「プレートドライヤー」(左)と、システムイメージ図】



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