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三昌物産 FSSC22000とISO22000を同時取得 畜産加工のパックセンターで

2013.03.05発行
 “鶏の総合カンパニー”の三昌物産(株)(渡邉正夫社長―三重県四日市市塩浜180)は2月15日、本社に隣接した鶏肉加工施設の「パックセンター」で、食品安全マネジメントシステム認証の国際規格『FSSC22000』と『ISO22000・2005』を取得したと発表した。
 審査登録機関は(一財)日本ガス機器検査協会QAセンター(JIA−QA、木村文彦理事長―本部・東京)、コンサルティングは(一財)食品分析開発センター(SUNATEC、庄司正理事長―本部・四日市市)が担当。FSSC・ISO両認証の登録はいずれも1月21日付。
 両認証を同時に取得した渡邉社長は「わが社はこれまで、ISO9001の認証取得に取り組むなど、HACCPの考え方を取り入れた品質管理を推進してきたが、販売先の拡大と多角化が進む中で、食品安全の客観的な信頼性をより高める必要があると考え、ISO22000・2005だけでなく、FSSC22000の認証取得にも取り組んだ。
 中小企業ではISO22000認証を取得する事例が多いが、FSSCはISOの要求事項に、より厳格なPRP(前提条件プログラム)の技術仕様書や追加要求事項が加わり、GFSI(国際食品安全イニシアチブ=本部・ベルギー。食品安全の確立などを目的に欧州の量販店などが中心となって設立し、各種の認証の評価を行なっている)からも、適切な食品安全認証の枠組みの1つとして承認されている。
 認証取得の準備期間は約2年かかったが、コンサルティング会社の協力と、社内の推進チームの活発な活動によって、2つの認証取得を同時に果たすことができた。この活動を通じて、販売先の大手量販店からは高い評価をいただき、パックセンターで生産した各商品の販売も順調に伸びている。今後とも食品安全の一層の向上に努め、今まで以上にお客様から信頼していただけるよう、社員一丸となって取り組んでいく」と述べている。
 三昌物産は昭和23年12月に創業。配合飼料やサプリメント、養魚用油脂製品を取り扱うほか、鶏肉を中心とした食品事業では、主力の畜産加工パックセンターなど4工場で鶏肉パック製品や鶏肉加工品を生産し、三重県内や東海地区の大手スーパー、外食チェーンなどに販売している。
 グループ企業の三昌鶏卵(株)(服部謙吾社長―本社・四日市市)は、同社傘下の(有)スズランファームなどで生産した鶏卵を自社GPセンターでパッキングして販売。三昌物産の油脂糧部門や子会社の三昌エコロジー(株)は、食品メーカー由来の未利用資源の有効活用などに取り組んでいるほか、三昌運輸倉庫(株)、こだわりの鶏肉加工品などを実演販売するデリカショップの招福亭(株)を傘下に持つ。資本金8000万円、グループの従業員数約200人。
 【2つの認証の登録証を受け取った(左から)三昌物産畜産加工事業部パックセンターの長原泰三氏、渡邉正夫社長、JIA−QAセンターの河合勝氏、三昌物産の伊藤史和食品安全チームリーダー】



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