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「桜姫」コンシューマーパック発売へ 日本ハムグループ

2013.02.15発行
 『食べる喜び〜食の未来に、一歩先へ〜』をテーマに、日本ハム(株)(竹添昇社長―本社・大阪市北区)は1月16日から19日まで大阪市西区の京セラドーム大阪、23日から26日まで千葉市美浜区の幕張メッセで「第31回2013年日本ハムグループ展示会」を開いた。
 今回の展示会には取引先関係者や個人株主、個人投資家、就職希望の学生らが多数来場し、コンシューマー向け98品、業務用48品の新商品などを出展。
 会場内の「命の恵みを大切にする」ゾーンではこだわりの食肉や、畜産副産物・廃棄物を無駄にしない環境・社会への貢献事例、「品質に妥協しない」ゾーンでは日本ハムグループの品質保証体制や、お客様とのコミュニケーション、加工事業での新技術やお客様の声を生かした新商品、「食の新たな可能性」ゾーンではアレルギーケア商品などの新しいフードライフに訴求した商品や、畜産副産物の医療利用、たん白質に特化したグローバル企業としての水産・乳酸品への取り組み、アジアを中心とした海外での事業展開を紹介した。
 「命の恵みを大切にする」ゾーンでは、日本ハムグループの最大の強みであるインテグレーションが生んだブランド国産鶏肉「桜姫」を使用したノントレーコンシューマーパックを紹介した。
 ノントレーコンシューマーパックは、スーパーのバックヤードでの省力化につながるほか、トレーがないため環境にもやさしいなどの特長がある。さらに鶏肉処理工場でパッキングした状態で、そのままスーパーの店頭に並ぶため、流通段階で食中毒菌や異物が混入するリスクが従来よりも低くなり、食品の安全性の向上も期待できる。
 パッケージには日本ハムのロゴマークを入れ、日本ハムと「桜姫」の両ブランドの認知度向上に努めることにしており、今年6月頃に発売の予定。アイテムはもも肉、もも肉切り身、むね肉、むね肉切り身、ささみ、手羽中、手羽元(それぞれ600グラム程度)を見込んでいる。
 精肉でのノントレーコンシューマーパックへの挑戦について、竹添昇社長は「『シャウエッセン』や『中華名菜』などの日本ハム商品はスーパーで買えるが、日本ハムの精肉はどこで買えるのか、との疑問が挑戦するきっかけとなった。日本ハムのブランドが付いた精肉をどうしても売りたい、というのが私の考えである。まず『桜姫』のファンを作っていきたい」などと述べ、食肉事業本部の末澤壽一本部長も「現実にいろいろな話が展示会で出てきており、スーパーの経営トップからも『おもしろい』とか『もっとこうしてほしい』との具体的な話もあるため、これらの意見をできるだけ汲み取り、設備投資もしながらニーズに合った商品を考えていきたい」などとした。
 鶏肉関係では、国産ホワイトチキンや津軽どり、ブラジル産のマテ茶鶏、大河どりを使った唐揚げなどのメニューを提案したほか、こんがり感や風味などが向上した「炭火焼鳥」や「素焼き焼鳥」なども出展した。
 「品質に妥協しない」ゾーンでは、「超うす切りスーパーシンスライス」のロースハムとチキンハムを展示。うす切りハムを重ねた食感が人気になっていることから、従来のハムの3分の1の薄さである0.4ミリメートルを実現したとのこと。加工食品では「とりかわ甘辛揚げ」や「塩麹炭火焼チキン」、南日本ハム(株)の「国産鶏のチキンカレー」なども紹介した。
 「食の新たな可能性」ゾーンでは、製造能力を増強した八戸工場が本格稼働したグループ会社の(株)宝幸が「青森の正直 桜姫鶏ほぐし身」を出展した。
 このほか、スポーツコミュニケーションのゾーンでは「北海道日本ハムファイターズの寮ごはん 麹仕込みチキンソテー用トマトソース付き」(国産鶏肉使用)など、北海道日本ハムファイターズの設立10周年を記念したグループフェアを提案した。
 【今年6月頃に発売予定のブランド国産鶏肉「桜姫」のノントレーコンシューマーパック】



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