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イフジ産業 東証二部上場へ
2012．07．15発行
液卵製造大手のイフジ産業（株）（藤井徳夫社長―本社・福岡県糟屋郡粕屋町大字戸原２００―１）は５月３０日、東京証券取引所市場第二部に株式上場した。これに伴い、大阪証券取引所ＪＡＳＤＡＱ（スタンダード）への上場は６月１８日付で廃止し、福岡証券取引所（本則市場）との２市場上場体制とした。
さらに同社は、今夏から太陽光発電事業にも取り組む。関西工場（京都府）の屋根に、発電出力３００キロワットの太陽光パネルを７月以降に設置し、稼働を開始する予定。投資総額は１億円。発電した電力は、全量関西電力に販売する。年間の売上目標は１０００万円。
同社は「電力の需給ひっ迫が大きな社会問題となり、政府が再生エネルギーへの転換に力を入れる中で、わが社もできる範囲で地域のエネルギー供給源の多様化に貢献できればと考えている。
東証二部への上場を機に、今後も関係各位のご期待に応えるべく、さらなる業容の拡大と企業価値の向上を目指すため、引き続きご支援をよろしくお願いしたい」としている。
【上場セレモニーで打鐘に臨む（左から）原敬取締役総務部長、池田賢次郎常務、藤井徳夫社長、藤井宗徳専務、齋藤光男経営企画課長】
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