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『ロボエッグ』新バージョン発売 卵が受ける衝撃を高精度で測定 TOMTEN 2012.06.25発行 (有)TOMTEN(山道弘敬社長―札幌市豊平区福住3条7―8―16)は、このほどカナダのマジテック社が開発した卵型ワイヤレス衝撃測定装置「ロボエッグ」をリニューアル発売した。 ロボエッグは、農場(鶏舎)からファームパッカー、GPセンターを経由してパッキングされるまでの搬送ラインの中で、破卵やヒビ卵の原因となる衝撃を測定する装置。鶏卵と同じようにロボエッグを搬送ラインに流して発生する衝撃や震動をリアルタイムで測定するため、問題のある場所を特定・改善することによって破卵やヒビ卵の発生を減少させることができる。 農場のインラインコンベアやGPマシンなどでの鶏卵の動きを正確にモニターするために、センサーカプセルは鶏卵と同じ重さ・大きさ・形に作られており、内蔵された加速度計があらゆる角度から衝撃を高精度で測定する。 衝撃度のデータは、センサーカプセルから測定者のコンピュータにワイヤレスで瞬時に送られ、測定者は衝撃の波形(大きさ)を見ながら、設備のどこで破卵やヒビ卵の発生につながるような衝撃を受けているかがピンポイントで分かる。 新バージョンのロボエッグの特徴は次の通り。 (1)無線通信距離が3倍も長くなった(30メートル→90メートル)。 (2)データロガーを内蔵しており、金属板などによる電波遮蔽時のデータ喪失を防止する。 (3)加速度計の数が2倍以上に増えて、衝撃の感受性が格段に向上した。 (4)Windows7を搭載したhp製タブレット型PCが、現場でのビジュアルな確認を容易にした。 (5)一度に8個までのセンサーを同時に測定して、衝撃の複合的分析が可能になった。 (6)タブレット型PCをインターネットにつなぐと、世界のどこでもリアルタイムに衝撃の発生状況を確認できる。 問い合わせは同社(電011・852・5541)へ。 【新バージョンのロボエッグ】
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