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タッキーフーズが鶏卵事業の運営を豊橋飼料グループに譲渡 鶏肉事業の充実へ 2012.05.25発行 タッキーフーズ(株)(小出友則社長―本社・愛知県小牧市小牧原新田字小家前1141)と豊橋飼料(株)(石黒達士社長―本社・愛知県豊橋市明海町5−9)の両社は、タッキーフーズの美濃加茂鶏卵GPセンター(岐阜県美濃加茂市)と、直営育成農場(郡上市八幡町)、成鶏農場(郡上市和良町)事業の運営を、豊橋飼料グループの丸ト鶏卵販売(株)(棚橋勉社長―本社・愛知県新城市)と(有)アツミファーム(杉野康兵社長―本社・豊橋市明海町)へ譲渡することで合意した。 鶏卵事業運営の譲渡日は6月1日。ただ、一部の鶏卵販売先に関しては、これまで通りタッキーフーズが販売(仕入れは丸ト鶏卵販売から)する。 タッキーフーズは、名古屋の老舗繊維商社、タキヒヨー(株)の創業家が、昭和初期に設立した滝実業学校(現・滝高等学校)農業科を分離して昭和40(1965)年に設立され、新鮮で安心、こだわりのおいしい鶏肉と卵を中京地区に提供してきた。 主力となる鶏肉事業は、岐阜県海津市と三重県北勢地方を中心に、契約生産者によって育てられたチキン、名古屋コーチン、赤どりを南濃工場で処理・加工するとともに、国内有名産地から安全でおいしいチキンを選び、本社・小牧営業所を通じて販売している。 今回の鶏卵事業の運営譲渡について小出社長は「私どもは、鶏卵については直営農場を持ち、生産者の顔の見える鶏卵を量販店に販売するとともに、直販も行なってきた。近年、鶏卵事業の効率化が進む中で、取引先で友好関係にあった豊橋飼料さんと、中京圏での鶏卵事業のあり方を話し合う中で、私どもは鶏卵事業の設備をそのまま保持しながら、運営を譲渡することになった。 タッキーフーズは今後、生産履歴が確立し、トレーサビリティが明確になった新鮮、安心、おいしい鶏肉と鶏肉加工品事業をさらに充実させ、中京圏の量販店をはじめとする小売、業務筋への販売を強化していきたい」としている。
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