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床鍋養鶏が「農商工等連携事業」認定 ハーブ親鶏の加工で
2012.03.05発行
中小企業者や農林漁業者が、一次、二次、三次の産業の壁を超えて有機的に連携し、互いが持つ強みを発揮した新商品などの開発や販路開拓などの促進を目指す「農商工等連携事業計画」に、(有)床鍋養鶏などが取り組む「小矢部のハーブ飼育親鶏を活用した各種鶏肉加工食品の開発・販売事業」が認定された。 この事業は、徹底したHACCP衛生管理に加え、ハーブエキスを含む飼料などを与えて採卵養鶏事業に取り組んでいる床鍋養鶏(床鍋嘉信社長―本社・富山県小矢部市北―25)が、鶏卵販売以外の新規用途開拓として、赤玉産卵鶏の鶏肉加工展開による高付加価値化を目指したもの。 羽咋食鶏(株)で解体・処理したハーブ飼育親鶏を食肉・総菜の企画販売のノウハウを持つ(株)白川産業(白川克則社長―本社・富山県小矢部市石動1―17)で濃厚な旨味やつみれなどに加工して、「くりからハーブ親鶏」として商品化し、地元スーパーや飲食店、道の駅などの観光施設で販売する。 2月14日には、サポート機関の(株)北陸銀行石動支店で、床鍋養鶏の床鍋嘉昭専務、白川産業の白川社長に認定書が手渡された。 農商工等連携事業計画は、平成20年7月に施行された農商工等連携促進法に基づくもので、これまでに92件が認定されている。認定を受けた事業者は、専門家によるアドバイスのほか、試作品開発や販路開拓に対する補助、中小企業信用保険法の特例、政府系金融機関の低利融資などによる支援が受けられる。
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