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平成24年の種鶏導入計画 レイヤー、ブロイラーとも増加 ブロイラー相場下落に警戒感

2012.02.25発行
 (社)日本種鶏孵卵協会(山本満祥会長)は、2月9日にブロイラー、10日にレイヤーの素ひな計画生産検討会を開き、今年の種鶏導入計画に基づくひなの需給状況を検討した。ブロイラー、レイヤーとも、今年の種鶏導入羽数は前年を上回るほか、生産性も安定しているため、特にブロイラーのひな不足感は解消されるとみている。

 今年(平成24年)1月末時点で全国のブロイラー孵卵場55社場(前回58)から集計した、昨年の種鶏導入実績は507万6000羽、24年の導入計画は514万1000羽で前年比1.3%増となっている。地域別では、九州が同4.2%増加(羽数ベースで約10万9000羽増)し、他の地域では東日本が同1.9%減(同3万3600羽減)、中四国が同1.6%減(同1万200羽減)となった。
 調査羽数のカバー率をもとに推計した今年の全国の種鶏導入羽数は、約542万2000羽で、前年比1.3%増の見込みとなる。
 羽色別種鶏の導入計画は、白色羽系が前年比1.4%増で全体の97.5%(前年97.4%)、有色羽系が同6.0%減で全体の1.5%(同1.6%)、地鶏系が同1.7%増で全体の1.0%(同1.0%)。
 推計した全国の種鶏導入羽数などを基にした今年の素ひな生産能力は、前年を約14%上回る7億5700万羽。コマーシャルひなのえ付け見込みについては、昨年の前半は南九州を中心とする鳥インフルエンザ(AI)や、東日本大震災による東北のえ付け減があったため、今年の前半は23年比ではなく22年比で、後半は23年比で推計することにし、約6億8200羽と見込んだ。
 検討会では、(1)昨年は種鶏の生産性が安定し、ひなの需給バランスも取れるようになった(2)AIや東日本大震災、原発事故などがあったが、ブロイラー相場は年間を通じて比較的良かったため、増産を計画しているインテもある――との意見が出された一方で、輸入鶏肉の在庫増加などで昨年末以降、相場が低迷し、飼料価格の高止まりなどもあって、鶏肉の需給は先行き不透明で全体的に警戒感が強い――との見方もあり、「ひなが大幅に余るようになれば、種鶏の早期アウトも視野に入れる」との意見も出された。



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