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ブロイラーの処理羽数は0.1%減 地鶏や成鶏も減少 平成22年食鳥流通 2011.07.25発行 農林水産省が7月13日に公表した平成22年の食鳥流通統計によると、肉用若鶏(ブロイラー)の処理(出荷)羽数は6億3379万9000羽で前年に比べ0.1%減少し、処理重量(生体)は183万5091トンで0.5%増加した。ただ、比較的価格の高い地鶏などのその他の肉用鶏は784万9000羽で13.4%減、処理重量は2万4582トンで13.7%減と2年連続で減少した。成鶏(廃鶏)は9107万8000羽で3.3%減、処理重量は15万8660トンで4.0%減であった。 肉用若鶏 平成22年の1年間に食鳥処理場で処理された肉用若鶏(ふ化後3か月齢未満のブロイラー)の全国の処理(出荷)羽数は6億3379万9000羽で前年に比べ0.1%減少したが、処理重量(生体)は182万6543トンで0.5%増加した。 これにより、1羽当たりの生体重量は2.895キログラム(前年2.878キログラム)で、0.6%増加した。 都道府県別の出荷羽数は、宮崎県が前年を1.2%上回る1億1986万2000羽(全体の19%)、鹿児島県が1.4%減の1億1975万1000羽(同19%)、岩手県が1.9%増の1億218万羽(同16%)、青森県が0.1%減の3870万羽(同6%)、北海道が1.1%減の3082万40000羽(同5%)、徳島県が4.4%減の1678万羽(同3%)などとなり、上位3県で54%(前年53%)を占めている。 その他の肉用鶏 ふ化後3か月以上飼養する地鶏などの処理(出荷)羽数は、784万9000羽で前年に比べ13.4%減少し、処理重量(生体)は2万4582トンで13.7%減少した。 1羽当たりの生体重量は3.132キログラム(前年3.142キログラム)で、0.1%減少した。 都道府県別の出荷羽数は、徳島県が前年を13.5%下回る179万羽(全体の23%)、兵庫県が13.6%減の82万5000羽(同11%)、福島県が0.3%増の74万1000羽(同9%)、愛知県が9.4%減の61万9000羽(同8%)、秋田県が13.6%減の50万2000羽(同6%)、宮崎県が8.8%減の40万4000羽(同5%)、福岡県が32%減の35万3000羽(同4%)で、上位5県で57%(前年56%)を占めている。 成鶏(廃鶏) 成鶏(廃鶏)の全国の処理(出荷)羽数は9107万8000羽で前年に比べ3.3%減少し、処理重量(生体)は15万8660トンで4.0%減少した。 1羽当たりの生体重量は1.742キログラム(前年1.754キログラム)で、0.7%減少した。 都道府県別の出荷羽数は、千葉県が前年を0.7%上回る678万4000羽(全体の7%)、茨城県が0.1%増の672万9000羽(同7%)、鹿児島県が4.7%減の640万5000羽(同7%)、愛知県が8.4%減の468万2000羽(同5%)、岡山県が16.5%増の420万羽(同5%)などで、上位5県で31%(同31%)となっている。 なお、処理羽数の上位は、茨城が3.4%減の1815万9000羽(全体の20%)、鹿児島県が1.4%増の1452万3000羽(同16%)、愛知県が5.6%減の695万3000羽(同8%)、青森県が4.7%減の574万8000羽(同6%)、福岡県が同4%減の517万2000羽(同6%)の順となっている。 食鳥処理場は518場 平成22年に食鳥を処理した処理場は518場で、前年の534場に比べ16場減少した。 種類別(1処理場で数種類の処理を行なっている場合があるため合計は処理場数と一致しない)では、肉用若鶏が165場で7場減、その他の肉用鶏が194場で3場増、成鶏(廃鶏)が272場で13場減であった。
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