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3期連続で値上げ 7〜9月配飼価格
2011.06.25発行
全農や主要配合飼料メーカー11社(団体)は6月17日、平成23年7〜9月期の配合飼料飼料価格を、3期連続で値上げすると発表した。 主原料であるトウモロコシのシカゴ市況が、作付けの遅れや期末在庫の減少などを反映して、一時はこれまでの最高値(20年8月)を更新する1ブッシェル785セントをつけたほか、米国のエタノール需要増などで先行きも高値で推移することが予想されている。たん白源の大豆粕価格が値下がりしている。 全農の値上げ幅は、全国全畜種総平均でトン当たり1300円。商系・専門農協連はまちまちで1420〜1500円。3期合計の値上げ幅は約7000円となるが、7〜9月期も飼料基金からの補てんが予定(補てん額は6月下旬に発表)されている。前期並みの4700円が補てんされた場合は、農家の実質負担は前期比で約1400円、昨年10〜12月期では約2300円増加する。
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