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仙川工場跡地にグループ各社の複合施設 キユーピー
2011．06．15発行
キユーピー（株）（三宅峰三郎社長―本社・東京）は５月３０日、２月末に生産を終えた仙川工場（東京都調布市）の跡地に、同社の研究所やグループ各社のオフィス、一般向けの見学施設などを集めた複合施設を建てると発表した。
都内に点在する事業所や研究施設を集約して連携を強化することで、グループ内のシナジー（相乗）効果と効率を高め、研究開発のスピードもより向上させる。品質保証部門も同一施設内に配置し、品質保証体制もより強化する。投資額は約９０億円で、完成は２０１３年夏ごろを予定している。
施設は地上５階、地下１階で、延べ床面積は約２万８０００平方メートル。現在、仙川工場の敷地内にある品質保証本部とキユーピータマゴ（株）本社、中河原工場（同府中市）にある研究所とキユーピー醸造（株）、デリア食品（株）などのオフィスを同居させる。一般向けの見学コースは、新たな体験型の施設にリニューアルし、顧客や地域とのコミュニケーションのさらなる強化を図ることも検討している。
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