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「しんたまご」リニューアル 国産飼料米を活用 JA全農たまご

2011.03.15発行
 JA全農たまご(株)(都能正紀社長―本社・東京都新宿区中落合2―7―1)は、発売20周年を迎えたブランド卵「しんたまご」の生産に国産飼料米を活用するなどのリニューアルを行ない、今月から全国のダイエーやサミット、東急ストア、ピーコックストアなどで販売している。
 「しんたまご」は、飼料やひな、農場管理、卵の流通など、生産から販売までを全農グループならではの衛生・品質管理を徹底して生産し、栄養面でも「ビタミンE」「葉酸」を多く含んだブランド卵。生で食べたときのおいしさやプリプリの卵黄、卵白が人気。
 これまで飼料の主原料に輸入トウモロコシを用いていたが、このうち約1割を飼料米に置き換え、日本の食料自給率の向上と、休耕田を活用した環境保全への貢献を追求した。
 リニューアル後も「しんたまご」のおいしさはそのままで、103人の一般モニターによるたまごかけご飯の味覚調査では「総合評価」と「味(コク・甘み・旨味)」の項目で、通常の飼料を給餌した卵よりも10ポイント以上高い評価を得た。飼料米を与えても、栄養素の「ビタミンE」と「葉酸」の含有量は維持している。
 希望小売価格は「しんたまご」10個入(白玉、税込み358円)、赤玉「赤いしんたまご」6個入(同278円)。
 JA全農たまごでは、リニューアルを機に、「おいしい日本キャンペーン」を実施している。「しんたまご」と「赤いしんたまご」に付いている応募券を集めると、お米からパンを作ることができるライスブレッドクッカー「GOPAN」や、新潟県十日町市の棚田の“オーナー”として稲刈りや収穫祭に参加でき、刈り入れたお米は配当米としてもらえる権利「まつだい棚田バンク」などが抽選で当たる。
 詳細はキャンペーン事務局(フリーダイヤル0120・687・768)またはキャンペーンサイト(http://shintamago.com)へ。
 【飼料米使用のしんたまご】



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