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4〜6月期の配飼価格は据え置き 飼料基金の補てんは700円

2006.03.25発行
 全農は3月20日、本年4〜6月期の配合飼料価格について、1〜3月期の価格を据え置くと発表した。トウモロコシや大豆かす価格などが比較的安定していること据え置くことにしたもの。商系各社も据え置くことになるとみられる。
 1〜3月期に飼料基金からの補てんが1,350円あったが、4〜6月期は700円の補てんに減額となるため、実質的には650円の値上がりとなる。全農がまとめた4〜6月期の飼料情勢見通しの要旨は次の通り。
 ▽飼料穀物=トウモロコシのシカゴ定期は現在、220セント/ブッシェル台後半で推移しており、今後はアルゼンチンの減産を背景に、輸入国が米国産の買い付けを増やしていることなどから、相場は堅調に推移すると見込まれる。4〜6月期の国内トウモロコシ価格は、シカゴ定期は堅調に推移するものの、海上運賃の値下がりと円高の影響から、ほぼ前期並みが見込まれる。
 ▽たん白質原料=大豆かすのシカゴ定期は現在、180ドル/ショートトンを下回る水準で推移している。4〜6月期の国内大豆かす価格は、需給にひっ迫感があるものの、円高の影響によって、前期に比べ若干の値下がりが見込まれる。
 魚粉価格は、国内の魚粉生産量が低位であることや、中国での需要が旺盛で輸入魚粉が高騰していることなどから、前期に比べ値上がりすると見込まれる。
 ▽海上運賃=米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は現在、40ドル/トンを下回っている。今後は(1)中国を中心に粗鋼生産量が増加し、船腹需要の回復が予想される(2)南米産新穀の船積みの本格化が見込まれる――ことから、値下げ基調に底入れ感があるものの、4〜6月期の海上運賃は、前期に比べ値下げが見込まれる。
 ▽外国為替=外国為替は現在、1ドル116円台で推移しているが、(1)米金利当局が好調な景気とインフレ懸念から追加利上げの可能性を示唆している(2)日銀は量的緩和政策の解除後も、実質的なゼロ金利政策と続けるとの観測がある――ことから、円高がさらに進行する情勢にはないと予想される。4〜6月期の外国為替は、前期に比べ円高が見込まれる。



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