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ブロイラー包装機用真空ポンプユニット「JSE−300型」 ガードナー・デンバーと誠興産業が発売

2006.02.25発行
 (有)ガードナー・デンバー・エルモ・ジャパン(市川英希社長―本社・東京都品川区東五反田)と誠興産業(株)(木下幸久社長―本社・福岡市)は、このほど「ブロイラー包装機用真空ポンプユニットJSE−300型」を新発売した。
 新型の水封式真空ポンプユニットJSE−300型は、小型で高効率のドイツ製水封式真空ポンプをベースに、メカニカルブースターを組み合わせたブロイラー袋詰め包装機用の真空ポンプユニットで、このユニット1台で真空パック用1次真空と、機械動作用の2次真空の2系統の真空を供給できる。
 発売元の両社によると、「現在、一般的に使用されている真空ポンプに比べ、真空源として(1)真空性能が安定し歩留まりが向上する(2)保守の期間が延長できる、などのメリットが期待できる」としている。
 これまでの真空ポンプは、運転時に油煙が出るため、食品を取り扱う真空包装機側への配置が難しく、真空包装機とは離れた、機械室に設置するのが一般的である。
 新発売のJSE−300型は、水をシールに使用する水封式真空ポンプをベースにしているため油煙の発生がなく、真空包装機の近くに配置できる。このため、機械室から真空包装機までの配管での圧力損失や、圧力伝達のタイムラグが低減できるため、包装機側での真空度が安定するほか、運転のスピードアップも期待できる。
 さらに、水封式真空ポンプ、メカニカルブースターともにメンテナンス周期が長くなるため、メンテナンスコストの低下にもつながる。ランニングコストの比較では、一般的に使用されているオイルベーンタイプに比べて2割程度削減でき、油漏れによる環境汚染のリスク回避にもつながる。
 昨年、JSE−300型を導入した(株)ジャパンファーム大崎工場の恵森工場長は、「真空包装機動作部で測定した真空度は、これまで5トール前後であったが、新型のJSE−300型導入後の真空度は2ール前後と、大幅に改善できた。製品の真空不良が減少して歩留まりが良くなったことに加え、パッケージを真空に脱気する速度も上がって、時間当たりの生産量を増やすことができた。
 ユニットの形状も、現状の機器に合わせて設計していただいたため、ポンプユニットを空いていた隙間に配置できた。このままの状況で使用できるとすると、10年間で200万円近くランニングコストが削減できるのではないか」と、同機を高く評価している。
 販売窓口は、中国・四国・九州地区が誠興産業(株)(電092・947・7617)、関東はじめその他が(有)ガードナー・デンバー・エルモ・ジャパン(電03・5423・6811)。販売目標は、年間50セット。



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