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鳥インフルエンザ高度防疫システム 前川製作所と境食鳥が共同開発、生鳥集荷段階の防疫対策を徹底

2005.10.15発行
 (株)前川製作所(岩出功社長―本社・東京都江東区)と成鶏処理の大手、(株)境食鳥(倉持忠社長―本社・茨城県猿島郡境町)は、採卵養鶏場に絶対の安心感を与えるため、懸鳥工程前に当たる生鳥集荷段階での『鳥インフルエンザ(AI)高度防疫システム』を共同開発した。
 同システムの開発に当たっては、両社がチキン処理工場や食肉センター、ホタテ貝柱工場、消費地水産卸市場内生マグロ競り場などで長年培った、各種生鮮食品の安全と安心を確保するための“知恵と技術”をすべて結集するとともに、クリーンゾーンや立ち入り禁止区域の設定、人とモノの出入りの一方通行、全集荷器材の一括保管・管理などの基本コンセプトを採用した。
 同システムは、「生鳥集荷用コンテナライン」「集荷車両(トラック)ライン」「集荷作業者・集荷器材ライン」の3つで構成されており、各ラインは洗浄・消毒の防疫対策を徹底している。
 問い合わせは、(株)前川製作所関東総研グループの斉藤敏美氏(電03・3643・2828)、同広報室の大道諒輔氏(電03・3642・8185)、(株)境食鳥の倉持武取締役部長(電0280・87・0038)、同鈴木竹夫取締役工場長(電0280・87・7504)へ。



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