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短鎖脂肪酸の生産を促進 日本バイオテックの「バイオテックス飼料用」 2004.09.15発行 (株)日本バイオテック(坂井田実社長―東京都台東区池之端1−4−22)は、同社の微生物資材『バイオテックス飼料用』を豚の飼料に添加した試験で、腸での短鎖脂肪酸の生産が促進された、と発表した。 短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロピオン酸など)は、腸の繊毛の発育を促すとともに、腸内を酸性にすることから、病原菌の増殖を抑制するとされている。このため、家畜家禽において酪酸などの短鎖脂肪酸を飼料に添加するケースも多い。 豚を用いた公的研究機関での試験結果によると、配合飼料に『バイオテックス飼料用』を添加した試験区は、配合飼料のみを給与した対照区に比べ、プロピオン酸が4.9倍、n−酪酸は3.5倍、イソ吉草酸は2.0倍、n−吉草酸は1.7倍になった、としている。 他の公的機関の試験データによると、『バイオテックス飼料用』はブロイラーの脚弱防止にも効果があったとのこと。春出荷が各区350羽、秋出荷が同202羽の供試鶏を用いて脚弱の比較をしたところ、11%〜37%の改善がみられた。 同社では、「ブロイラーの脚弱を完全に防止することは難しいものの、『バイオテックス飼料用』が有効であることが実証された。飼料効率や肉質、環境における改善効果なども含め、ぜひ『バイオテックス飼料用』を試してほしい」としている。 詳細は同社(電03・3827・2202、F03・3827・2201)、または最寄りの代理店へ。
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