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「クリトレー」を新発売 安定形状で破卵も減少 栗原製作所 2004.05.05発行 鶏卵パックの総合メーカー、(株)栗原製作所(栗原照次郎社長―本社・奈良県大和郡山市小泉町南河原1255)は、業務用A―PET製鶏卵トレー『KURITRAY/クリトレー』をこのほど新発売した。 『クリトレー』は、より衛生的な業務用包装容器を、とのユーザーニーズに応えて開発されたもので、卵パックと同じ再生A―PETを素材に使用している点が最大の特長。 100%リサイクル樹脂であるため、高まる循環型ニーズにも対応しており、将来は再リサイクルも可能である。このほかの主な特長は(1)非常に衛生的(2)安定形状で卵のすわりが良く、破卵も減少する(3)冷蔵庫に入れることができる(4)透明であるため、箱詰めの際、下の卵が見やすい(5)将来はオートパッカーにも対応できるようになり、作業効率の向上と人件費の削減が図れる、などが挙げられる。 業務用鶏卵容器は、これまで吸湿性に優れたモウルド製が主流になっている中で、新発売の『クリトレー』は吸湿性がなく、長期保存にはなじまない。しかしこのことが、“より新鮮な鶏卵を流通させる”ための大きな特長ともなっている。このため、急速に高まりつつある食品衛生管理ニーズに、より対応するパッケージとして、大いに期待できる。 現在、LL・L用、M用、MS用の三種類をラインナップ。サイズは、いずれも幅44.6cm×奥行き29.4cm×高さ4.3cmで、10kgダンボール箱にきれいに収まり、そのまま使用できる。 食品衛生は今後、一段と厳しくなる情勢であり、とりわけ病院、学校給食、ホテル、外食産業などでは、厳格な「衛生管理」が求められる。このため各地の需要家からの引き合いも増えているという。 詳細は、同社(電0743・53・2865)へ。
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