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Ｓ－ＢＯＸに高い関心 システムコントロールフェア
2003．11．25発行
（社）日本電機工業会と（社）日本電気制御機器工業会の共催による「システムコントロールフェア２００３」が１１月１１日から１４日までの４日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれ、約６万人の来場者でにぎわった。
本紙関係では、三幸食品（株）（本社・東京）が発売しているＳ―ＢＯＸを利用してトレーサビリティ管理システムを構築している（株）日立ケーイーシステムズが出展。Ｓ―ＢＯＸの鶏卵容器と各種フードコンテナーを展示するとともに、通い箱を利用した流通段階のトレーサビリティシステムをパネルと液晶ディスプレイでわかりやすく紹介していた。
Ｓ―ＢＯＸは、箱そのものを再利用するという、これからの時代ニーズに沿ったリユースシステムパッケージで、これまで大きい課題であった衛生問題を、洗浄・殺菌処理することで信頼性を格段にアップさせ、より安全性の高い流通システムを実現したものとして、流通業者から注目を集めている。
Ｓ―ＢＯＸは、（１）常温・低温流通を問わず幅広い用途がある（２）材質（発泡ポリプロピレン）は衝撃・荷重に対し優れた耐性と強度があり、サイズも自由に作れる（３）優れた密閉性があり、耐水性にも優れるので、紙ダンボールと同様以上に扱える（４）温水洗浄・乾燥が可能で、繰り返し使用しても衛生的である、など多くの特長を持っている。
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