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14年家計調査 鶏肉3.6%増、鶏卵2.1%減
2003.02.25発行
総務省統計局が2月7日に発表した平成14年(1〜12月)の家計調査結果によると、全国1世帯(世帯人員3.19人)当たりの鶏肉の購入量は12.061キログラムで前年比103.6%、支出金額も11,405円で同105.6%と、BSEの代替需要もあって量・金額ともに前年を上回った。 一方、鶏卵の年間購入量は32.984キログラム、前年比97.9%で10年連続して減少した。支出金額は、卵価が一昨年より若干良かったことから、8,549円で同100.7%と3年ぶりに前年を上回った。 このほか食肉関係では、牛肉が購入量7.694キログラムで前年比93.8%、支出金額20,076円で同95.0%と回復基調。豚肉は購入量17.010キログラムで前年比104.1%、支出金額23,270円で同105.1%と、BSEの代替需要が弱まってはきたものの、依然として高水準にある。また、マヨーネーズ・ドレッシングは、購入量が4.787キログラムで前年比99.5%、支出金額が2,848円で同101.3%となっている。 1世帯当たりの人数を基に、本紙で試算した1人当たりの購入量と支出金額では、BSEの影響で、牛肉の消費量・支出金額が大幅減になり、豚肉と鶏肉の代替需要が顕著になっている。
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