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ヘアケア製品に卵殻膜を供給
2002.11.05発行
キユーピー(株)(大山轟介社長―本社・東京)は、卵殻膜に多く含まれるアミノ酸が、髪の栄養に有効であることから、このほどプロ向けのパーマ剤や、関連のヘアケア製品に卵殻膜の供給を始めた。 化粧品メーカーの日華化学(株)とカミ商事(株)との共同研究の結果、卵殻膜は、髪と同様のアミノ酸組成をしており、多く含まれるシスチンが、ダメージヘアに対して有効な成分であることがわかった。また、パーマをかける時に使うウエーブ剤に卵殻膜を配合することで、ウエーブ剤によるダメージを抑えるだけでなく、ウエーブの形成にも効果があることもわかり、ウエーブ形成時に使用する卵殻膜を配合したロール紙も開発した。 キユーピーは、1980年ごろから「卵と鶏の高度利用」をテーマに研究開発を進め、卵黄からレシチン、卵白からリゾチーム、卵殻からカルシウム、卵殻膜から化粧品や、食品の原料などの商品を生み出してきたが、ヘアケア製品に卵殻膜を利用することで、新たな用途と販路が広がった。
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