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ゼンケイがATP測定器とスーパーミル88を販売 2002.11.05発行 (株)ゼンケイ(高橋正浩社長―東京都渋谷区代々木2―5―5)は、ATPふき取り測定器による汚染状況検査の「ルミテスターPD―10&ルシパックワイド」と、「スーパーミル88」利用による除たん白と除菌の安全管理・点検システムの取り扱いを開始した。 「安全・安心」の畜産物が消費者の支持を得るためには、それを科学的に証明するデータを蓄積し、積極的に情報提供することが求められるようになった。しかし、このデータを得るためには、第三者機関に依頼するなど多額の費用がかかり、結果が出るまでにかなりの日時が必要だった。今回、(株)ゼンケイが取り扱うシステムは、手軽に安全管理と点検システムができるのが特徴。 ATPふき取り測定器「ルミテスターPD―10&ルシパックワイド」は、細菌が生きていくためのエネルギー価を表すATP(アデノシン三リン酸の略語)を測定することによって、そのレベルで汚染度の現状把握から経時的菌の発生予測ができることに着目したもの。 「ルミテスターPD―10&ルシパックワイド」の最大の利点は、このATPデータがわずか10秒で出てくることと、測定に特別の技術は必要とせず、誰でも、どこでもすぐでき、費用もごくわずかで済むことの3つ。 卵表面の汚れや、卵トレイの洗浄後、コンベアラインの清掃後の状態、さらには食鳥処理場の各ラインや、まな板の清掃後の状態などを手軽にすばやく検査し、万全な衛生状態を保つのに最適といえる。 有害菌やウイルスの生存源を取り除く除菌剤の「スーパーミル88」は、無色・無臭のたん白失活除菌剤。サルモネラ(SE)や黄色ブドウ球菌などの有害細菌を直接攻撃し、殺滅させるのではなく、有害細菌が生きていくために欠かせないたん白質を分解・除去することで、細菌の生存を不可能にするもの(たん白質や脂質の有機物は細菌・微生物の栄養源で、それが少なければ少ないほど、有害細菌の増殖はできなくなり、一定の限界まで下げると、付着細菌はゼロになることが科学的に証明されている。ATPふき取り測定器による汚染量が100以下の場合、付着細菌検出率は0%)。 「スーパーミル88」利用による清掃・除菌作業は簡単で、(1)見た目でわかる汚れをブラシなどで取り除く(2)スーパーミル88を専用容器に希釈し10分以上浸漬しておく方法。希釈水に専用タオルを漬け、それを一方向に清拭する方法(拭き掃除の要領)――だけで終了する。 消毒剤で汚れたところを雑巾がけするだけでも清掃・除菌の一定の効果は得られるが、その効果は1回限りであるのに対し、「スーパーミル88」は菌の栄養源を取り除くことでの除菌持続で効果が上がり、かつ、長持ちする。 「ルミテスターPD―10&ルシパックワイド」と「スーパーミル88」は、すでに大手食品工場でも普及しており、畜産分野でも液卵工場や、鶏卵GPセンターで利用するところも出てきている。(株)ゼンケイでは鶏卵関係だけでなく、食鳥関係での利用も勧めている。 詳細は(株)ゼンケイ(電03・3320・0086、F03・3375・2331)へ。
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