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食鳥協会が鶏肉の適正表示講習会を開く
2002.04.25発行
(社)日本食鳥協会(井島榮治会長)は、一連の表示違反事件を受けて、4月9日東京、10日名古屋、11日大阪、16日福岡、19日盛岡で「鶏肉の適正表示講習会」をそれぞれ開いたが、各会場とも予定を上回る会員が熱心に受講した。 各会場では冒頭、井島榮治会長があいさつで、より一層のモラルを確立し、消費者の鶏肉に対する信頼をつなぎ止めることを求めた。この中で井島会長は、当面は現行法規の順守に全力を挙げ、改正問題が浮上しているJAS法の改正などと分けて取り組みたいとした。 各会場では、農林水産消費技術センターの専門家が講師として出席、一般消費者の適切な商品選択に資するというJAS法の精神から説き起こし、表示の具体例、立ち入り検査などの流れを説明した後、質疑応答を行なった。 会場からは表示に関する具体的な悩みが数多く出され、表示制度がJAS法(農水省所管)だけでなく、食品衛生法(厚生労働省所管)、不当景品類及び不当表示防止法(公正取引委員会所管)、不正競争防止法(経済産業省所管)と複雑に入り組んでいる部分もあるが、これまで以上に法律の順守に努めなければならないと改めて認識した。
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