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全農の10〜11月市況予測

2001.10.15発行
 〈鶏卵〉
 10月=供給面は、産卵に適した気候となることに加え、稼働羽数の増加基調に変化が見られないことから、生産量は大幅に増加する見込みである。特に、例年と比較して個卵重の増加傾向が顕著なため、大玉の余剰感が一層強まるものと予想される。需要面は、行楽需要を背景とした業務筋からの引き合いと月末に向けた量販店特売に期待したいが、消費者心理に不安感を与える事件が多発していることから、多くを望める状況にはない。特に、中旬以降は、例年、テーブルエッグ・業務筋とも荷動きは停滞するため、需給バランスは軟化する見込み。
 相場は、保合いから弱含みの展開が予想され、Mサイズ基準値月間平均で、170〜180円程度(前年198円)か。
 11月=供給面は、依然として、ひなえ付け羽数の増加を背景とした稼働羽数の増加基調は変わっていないことから、生産量は増加するものと思われる。需要面は、気温の低下に伴い、おでんなどの鍋物需要も活発化することから、荷動きは改善する見込みである。また、下旬以降は、各方面で年末に向けた手当ても始まることから、需給バランスは引き締まるものと思われる。
 相場は、保合いから強含みの展開が予想されるが、消費不振が続いていることから例年のような一本調子での上昇は期待できず、Mサイズ基準値月間平均で、180〜190円前後(前年192円)か。
 〈食鳥〉
 10月=PWVの見通しによると、十月の国内出荷は、計画処理羽数が前年比102.3%、同処理重量が同101.9%となっているが、BSEの余波から処理場の残さ処理問題が稼働状況に影響を与えることも懸念されるなど、予断を許さない。輸入に関しては、中国産の輸入再開が本格化してくるものと思われるが、当面は加工向けが主体になるとみる観測もあり、国内市況への直接的な影響度は先行き不透明となっている。 需要面は、秋の行楽需要やプロ野球がらみの優勝・応援セールなどが見込まれるほか、BSE問題の影響で鶏肉への代替需要が発生することも考えられ、当面は堅調な推移が予測される。
 市況は、ももを中心に強含みの推移となり、月間平均では、もも610円前後(前年634円)、むね265円前後(同197円)か。
 11月=PWVの見通しによると、11月の国内出荷は、計画処理羽数が前年比101.1%、同処理重量が同99.7%となっており、年内はほぼ前年並みの推移が見込まれる。需要面は、特売需要が一巡すること、年末商戦への調整期となることなどから、例年この時期の引き合いは一服状態となることが多いが、今年は現時点で特段のマイナス要素がないことから、引き続き堅調に推移しよう。
 市況は、保合い圏内ながら強基調の展開か。



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