10月の鶏肉輸入は前年比16%減の予測 農畜産業振興機構

9月の鶏肉相場(日経東京)は、学校給食が始まり、気候的にも平年並みの涼しさとなったが、もも肉は前年同月を13円下回る550円、むね肉も前年を61円下回ったものの、前月よりやや高い265円となった。

(独)農畜産業振興機構が9月25日にまとめた鶏肉需給予測によると、10月の国内鶏肉生産量は前年同月比1.8%増の13万9500トン、輸入量は同15.5%減の4万8911トン、出回り量は同1.1%増の18万7200トンと予測。この結果、期末在庫は同5.4%減の16万2100トンの見込みで、10月の相場は9月を上回ることが期待される。