10月え付け 採卵用は8.1%増、ブロイラー用も4.3%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は11月30日、平成30年10月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー67場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ8.1%増の947万2000羽、ブロイラー用ひなは4.3%増の6643万5000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比8.1%増の997万2000羽、ブロイラー用ひなは4.3%増の6904万8000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、北陸、関東・東山、近畿、四国、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、北陸、関東・東山、東海、近畿、中国、九州で増加した。

1~10月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.3%増の9458万6000羽、ブロイラー用ひなは1.5%増の6億1481万8000羽となった。

10月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ45.5%増の11万2000羽(うち種鶏めすは44.3%増の10万1000羽)、ブロイラー用種鶏は5.2%減の45万5000羽(うち種鶏めすは5.2%減の40万1000羽)。

1~10月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比0.9%減の99万8000羽(うち種鶏めすは1.6%減の89万7000羽)、ブロイラー用種鶏は1.3%減の461万5000羽(うち種鶏めすは1.2%減の406万2000羽)となった。

※え付け羽数の表は統計情報のページに掲載しています