1月輸出入 鶏肉輸入は前年上回る、殻付卵の輸出2.52倍増

財務省は今年1月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比17.6%増の4万8930トンを輸入。このうちブラジルは16.3%増の3万5440トン、タイは18.1%増の1万2140トン。

鶏肉調製品は14.3%減の3万3688トンで、主要輸入先のタイ、中国ともに減少した。あひる(あい鴨肉含む)は23.7%減の304トン。

《鶏卵関係輸入》加工卵は全品目で前年同月を下回った(凍結卵白は前年同月も輸入実績なし)。凍結全卵は35.6%減、凍結卵黄は17.1%減、全卵粉は56.2%減、卵黄粉は20.2%減、卵白粉は9.2%減、マヨネーズは74.6%減。

殻付卵(食用卵以外も含む)は0.8%減の5㌧を輸入。1月の輸入卵の殻付換算は17.0%減の7879㌧となった。

《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉は前年同月比11.5減の370㌧で、このうち『もも・むね』が3.17倍増の47㌧。鶏肉調製品は19.4%増の26㌧。

殻付卵は香港、シンガポール向けで2.52倍増の1556㌧。マヨネーズは14.1%増の768㌧を輸出した。