4種チーズの親子丼を販売 なか卯

通常のミツバではなくパセリが振られ『ペッパーガーリック』㊨も付く

ゼンショーグループの㈱なか卯(藤本明憲社長―本社・東京都港区、7月末459店舗)は8月2日から9月下旬まで、親子丼にアレンジを加えた『4種チーズの親子丼』(税込み590円)を全店で販売している。

鶏肉は海外産だが、卵は国産の『こだわり卵』を使用。丼1杯につき1.2~1.3個分の卵を使うという。具材と一緒に4種のチーズを加熱して濃厚さを出しつつも、和風の味わいは崩さないよう工夫した。並盛のほか、ミニ(450円)、大盛(650円)も販売。鶏肉の量が1.5倍に増え、生卵が1個付く特盛(750円)もある。

なか卯の親子丼は来年で発売25周年を迎える。グループの㈱すき家本部が展開するすき家(同1939店舗)でも、液卵ではなく、殻付卵を使ったメニューを提供してきたが、㈱ゼンショーホールディングスの廣谷直也広報室長は「国産鶏卵の品質や鮮度、割卵にかかる手間、衛生面など、すべてを考慮したうえで殻付卵を使うのが両社のこだわり。卵は他の食材に比べて価格が安定しており、その汎用性の高さとプロテインスコアの素晴らしさからゼンショーでは『優良食材』として捉えている」と話している。