鶏肉16.5%増、鶏卵14.3%増 1月家計調査購入量

総務省統計局は3月9日、令和3年1月分の家計調査結果を公表した。新型コロナウイルスの影響により内食需要が高い傾向は依然として続き、畜産物の購入量は前年同月を上回った。

全国1世帯(世帯人員=2.94人)当たりの鶏肉の購入量は前年同月比16.5%増の1.5822キロ(1人当たりは17.3%増の538グラム)、支出金額は12.2%増の1469円(同13.0%増の500円)。

鶏卵の購入量は14.3%増の2.797キロ(1人当たりは15.0%増の951グラム)、支出金額は9.1%増の804円(同9.8%増の273円)。

このほかの購入量は、牛肉は15.0%増の581グラム、豚肉は14.5%増の1.989キロ、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料は16.5%増の212グラム、ドレッシングは22.4%増の180ミリリットル、生鮮魚介は10.7%増の1.951キロ。

弁当や総菜など調理食品の支出金額は6.0%増の1万1047円(このうちやきとりの支出金額は4.1%増の179円)、学校給食を除く外食の支出金額は44.4%減の8028円。

鶏肉、鶏卵、牛肉、豚肉の1人当たりの購入量は表の通り。

家計調査・1人当たりの購入量の推移