鶏肉輸入4万7000トン超 鶏卵輸出増、鶏肉輸出減 4月輸出入

財務省は2019年4月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比4.6%減の4万7266トンで、このうちブラジルは1.4%減の3万5106トン、タイは15.2%減の1万185トン。鶏肉調製品は7.7%増の4万4822トン。1~4月の輸入累計は鶏肉が前年同期比9.4%減、鶏肉調製品が5.5%増、鶏の肝臓が2.52倍増、七面鳥肉が13.0%減、家きん肉が27.1%減、その他の家きん肉調製品が31.3%増。

《鶏卵関係輸入》加工卵は凍結卵黄の前年同月比52.7%増を除いて軒並み減少。凍結全卵は8.6%減、凍結卵白は60.4%減、全卵粉は19.2%減、卵黄粉は47.6%減、卵白粉は17.3%減。殻付卵は21.8%増の3㌧を輸入した。1~4月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比10.9%減、凍結卵黄が14.8%増、凍結卵白が26.3%減、全卵粉が21.2%減、卵黄粉が22.2%減、卵白粉が1.7%減、殻付卵が7.1%増。4月の輸入卵の殻付換算は9238トン(前年同月比17.7%減)で、1~4月累計では3万7960トン(前年同期比5.4%減)。

《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉の輸出実績は前年同月比11.5%減の813トン。このうち『鶏肉もも・むね』は香港に17トン。モミジなどを含む『鶏肉その他』は香港、カンボジア、ベトナムに795トンを輸出。殻付卵は香港、台湾、シンガポール、グアムに652トンを輸出した。

※鶏卵・鶏肉の輸出入の表は統計情報のページに掲載しています