鶏肉の特色JAS ニチレイフレッシュ『純和鶏』が第1号

㈱ニチレイフレッシュ(金子義史社長―本社・東京都中央区)は、自社グループで飼育・販売する純国産鶏種『純和鶏』が、10月19日付で鶏肉として国内第1号となる特色JAS認証を取得したと発表した。

ニチレイフレッシュグループは(独)家畜改良センター兵庫牧場が基礎鶏から育種改良した国産鶏種「小雪」と「紅桜」を交配して生まれた純国産鶏種「たつの」を、ブランド名『純和鶏』として飼育・販売している。

『純和鶏』は㈱ニチレイフレッシュファーム(岩手県洋野町)で飼育しており、発生する鶏ふんを有機肥料に加工し、その肥料を使って稲作農家が生産した飼料用米をエサとして『純和鶏』に与える循環型畜産を実現している。

鶏肉としての『純和鶏』は、ニチレイフレッシュが全国の小売店などに販売しており、適度な歯ごたえやコクなどが評価されている。

同社では「これからも『純和鶏』の飼育・販売を通じ、持続可能な社会の実現に寄与してきたい」としている。