鶏卵を使う楽しみ提案、究極のMYOとTKG 東京おもちゃショー

「究極のMYO」㊨と「究極のTKG」㊧

〝生マヨネーズ〟と〝ふわトロTKG〟いかが?――。6月13~16日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた東京おもちゃショーでは、鶏卵を使う調理玩具2点が注目された。どちらも発売元は㈱タカラトミーアーツ。

今春発売した『究極のMYO』(税別希望小売価格4500円、本紙既報)は、生卵と油、酢、塩などを手順に沿って投入すると、ふわふわ・トロトロ食感のマヨネーズを作れる。もう1つの『究極のTKG』(3500円、同)は、殻付卵の割卵から、白身と黄身の分離、白身の撹拌(泡立て)までを行なうもの。

同社事業企画室の中村佑子主任は「これらの調理玩具はファミリー層はもちろん、意外なことに新しもの好きの50、60代からも支持されている。自家製マヨネーズは油の注ぎ方や混ぜ方が難しいが、究極のMYOでは油と他の原料が分離することなく、誰でも上手にマヨネーズが作れる。原料にオリーブオイルやごま油、こだわりの塩、細かく切ったキムチなどを使っても楽しい」とPR。

主な出荷先は玩具店や家電量販店だが、鶏卵直売所にも問屋経由で卸せるとのこと。中村主任は「直売所は卵好きの集まる場所。卵売り場にも彩りを加えられれば」と話している。