鳥インフル発生で輸入を停止

農林水産省は、オランダ・ヘルダーラント州の肉用種鶏農場で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI、H5亜型)が発生し、10月30日付でオランダの一部地域(家畜衛生単位のうち第13番と第18番、11月6日付で第10番、12日付で第1番、17日付で第7番・第8番・第11番の区域を追加)から家きんの初生ひな・種卵・液卵、オランダ全土から家きん肉類・液卵以外の家きんの卵の輸入を停止。

英国チェシャー州の肉用種鶏農場でHPAI(H5N8亜型)、ケント州の小規模商用家きん農場で低病原性鳥インフルエンザ(LPAI、H5N2亜型)が発生し、11月4日付で英国から生きた家きんの輸入を停止。

ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の採卵鶏農場でHPAI(H5N8亜型)が発生し、11月6日付でドイツ全土から生きた家きん、同州から家きん肉・卵類の輸入を停止。メクレンブルク=フォアポンメルン州でも発生し、13日付で同州から家きん肉・卵類の輸入を停止。

米国ミズーリ州のアヒル農場でLPAI(H5N2亜型)が発生し、11月12日付で同州全域からの家きんの初生ひな・種卵、発生農場から半径10km以内の区域から家きん肉・卵類の輸入を停止。

デンマークの肉用種鶏農場でHPAI(H5N8亜型)が発生し、デンマーク全土から家きん肉・卵類の輸入を停止した。